2013-12-22

浅草ロック座

art

Rockza.net
東京に出かけた際に行ってみました。
浅草ロック座の総監督をされてる方をTwitterでフォローしていて、実際どんなものなのだろうと。

およそのところはライターの方が書かれたこちらの記事をみてもらうと分かりやすいかと。
浅草ロック座でストリップ初体験 - ダリブロ安田理央Blog

上の記事は2007年のものなので、一日の興行回数など2013年現在では変わってるところもあります。
何より大きく違っていたのは記事中で指摘されてるBGMです。
最近の曲も取り入れ、ショーに合わせた選曲から編集までかなり気を配ったものでした。

今回見て感じたことは如何に良いショー、クオリティーを追求しているか、その姿勢というか。
クリーンな場内、パッと見える照明だけでもかなり気合いの入りようで、ステージが始まって聴こえる音響も非常に良いしと、ちょっとしたホールなんかより全然充実してまして、老舗の劇場というだけで勝手にちょっと古い感じをイメージしてたんですがとんでもなかった。
設備にもキッチリ投資して、変なものは出さないぞ、という。
その上でさらに演出、踊り子さんのパフォーマンスがあるのでエンターテイメント／ショーとしての完成度が凄かったです。

浅草ロック座12月公演『ファンタジア 2nd season』12日目！！灘ジュン、鈴木ミント、平松ケイ、友坂麗、かんな、小宮山せりな、美緒みくるの7名にバックダンサー4名を加えた総勢11名でお送りしております！！ pic.twitter.com/9QO9WW0n6X
— 浅草ロック座 (@asakusa693) 2013, 12月 22

2013-12-07

かぐや姫の物語

movie

@TOHOシネマズ二条

映画『かぐや姫の物語』公式サイト

最初、すごく手間とお金をかけたまんが日本昔ばなしかと思ったが概ね良い感じだった。
服装や家具、屋敷内の装飾に至るまでみっちり調べてるであろう描写は、もともとの「竹取物語」読んでたりその時代の歴史や文化を勉強した人には見所になるんだろうな。
姫の教育係が良いなと思ったら声が高畑純子さんで、悪の幹部とかやってただけに位が高い役は流石だなと。
予告でもあったような「静と動」の動の表現、全体的に動きが穏やかな中で爆発的というか一気に吹き出すような勢いだったのが印象的。
すんなり良さや凄さが分からないところもあって、これは単に背景とか自分が知らないことがあったりシーンの意味を読み解けてないだけかなと思う。
未見の人は公式サイトも含めて事前情報を何も入れずに見た方が良いですよ。

月と地上の描き方が、現在の我々が考えてる宇宙の中に地球が浮かんでるものだったのだけど、当時の人の考える地上や月の世界ってどんなものだったんだろう。
あと、風立ちぬでもそうだったのだけど、カメラ移動でシーンによっては酔いそうになったのは自分だけ？

2013-10-19

棟方志功幻の肉筆画展

art

@美術館「えき」KYOTO
変な入り方ではあるけれど、唐沢なをきのパロディ（怪奇版画男）で名前だけは知っていた棟方志功の作品を実際に見ることが出来た。
個人邸宅の建具に直接描かれた作品が中心だったのだけど、家中の建具一杯に自由に描かれた作品は見ていて楽しく、そしてその鮮やかさにとても大事にされてたのだなと、所有していた方の作品への愛情がどれほどだったのだろうと思う。
邸宅内に設置された様子を写した写真もあり、それを見るとその家の中に置かれた状態が本当の姿で、その場所でないと意味が薄れるというか魅力が半減してるようにも少し感じた。
またその邸宅での制作風景を撮影した無声映像が流されており、そのスピードと力強さが半端ではなく「ああ、本物だ」と改めて納得してしまった。
本職というとおかしいけれど、もっとも知られている板画の作品も見れて良い展示だった。

気になった作品